正中線と捌き

人数が少なめだったので、参加者の傾向に合わせて稽古しました。

大浦公民館 会議室

腕に力が入りすぎて体幹が止まる、腕を回し過ぎて体幹の軸が崩れるというのが見えたので、今回は「腕の動きを制限して、体移動で崩す」意識で稽古しました。

  • 一教
  • 入身投げ
  • 四方投げ
  • 小手返し

原則として、腕は正中線で上下の動きだけを行い、足りない分は足捌き(入身・転換)で作りますが、やりやすいように基本型からは変えて稽古法として行いました。

ほとんど腕を使った意識がないが崩れることは体験できたようです。

続けて基本形でも、そのときの「力感」、「受けの崩れ方」を再現するつもりで行いました。

 

今回も楽しく稽古できました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

入身の位置、間を意識した稽古をしました

下記の技を稽古しました。

  • 胸突き一教
  • 胸突き入身投げ
  • 胸突き四方投げ
  • 横面打ち小手返し
  • 諸手取り呼吸法

経験の浅い参加者が、胸突きや横面打ちの手を取りに行く傾向があったので、取り側の当てがあたる距離、反撃されづらい位置への入身、それから手を取るように段階をわけて稽古しました。

同様に、諸手取り呼吸法を受けの下に入って全身の力で持ち上げる方法を行っていましたが、この方法は受けが強い人だと上がりません(逆に下につぶれます)。いい位置に移動してから、受けの体がねじれが発生するように振りかぶっていきます。

正しくない稽古を続けると、正しくないクセがついてしまいます。

あとから動きを変えるのは大変なので、初中級者は疑問があったら信頼できる先生、先輩に、早く確認したほうがいいと思います。

今回も楽しく稽古できました。

ありがとうございます。