
棒相撲とは
ニュースポーツ「棒相撲」とは、日本発のボディワーク「刀禅」の稽古方法から派生し、刀禅の創始者である小用茂夫先生公認のスポーツ競技です。
「棒相撲」は、対戦相手と棒の両端を互いに持ち崩し合い、棒を操り陣地から出す競技で、特に視覚に頼る必要が無く、棒から伝わる力の流れを把握し相手の弱い部分を攻め、自らの弱い部分を攻められないよう身体をコントロールして戦う競技です。シンプルなルールの中に、崩しの原理や奥深い攻防が内包されており、安全かつ誰もが楽しめる様に競技化したものです。
棒相撲の効果
●シンプルに面白い!!
ルールが簡単で、老若男女誰でも手軽に取り組める。
●足裏感覚の養成
足裏の感覚を重要視するため、アーチがしっかり形成され、特に子供の心身成長に有効です。
●相手の力を『聴ける』身体へ
棒相撲は人が崩れる為の原理、仕組みを使い相手の重心を奪いコントロールするスポーツです。
姿勢からくる強さをベースに戦います。
複雑でランダムな攻めに対して最適な姿勢を保ち続けるために下半身は強くなり、また真っ向から受けず力の衝突を避ける攻防が出来る様になります。しなやかな身体作りにも最適です。
●バランス能力の向上
陣地から出されないように、姿勢の制御能力が向上し、力の伝達の仕組みや流れが棒を持つ事で深く理解できる。
●粘り強い心と身体の育成
棒という軽い気持ちで扱うと凶器にもなってしまう物を扱うスポーツであるため、徹底的に精神性を身につけていただきます。窮地に立っても諦めない心が身につきます。
●『自立』する
寄りかかる 寄りかからない 水平
垂直を理解し 繊細な力と大きな力を自在に出しつつも、自身は崩れない事を目指します
これらの効果により、棒相撲は競技として面白いだけでなく、多くのスポーツや武道にも役立つクロストレーニングスポーツとしての取り組み方もあります。